
「最近、洗濯機がうまく排水しない」「乾燥が終わった後も生乾き臭がする…」。 そんな症状でお困りの方は多いのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、東芝製ドラム式洗濯機「TW-127XH2」。草加市のお客様から「歯ブラシを落とした」とご依頼を受けて伺ったところ、なんと洗濯槽の下から不織布マスクも出てきました。
この記事では、実際の分解洗浄の事例をもとに、「歯ブラシ落下」「排水異常」「マスク詰まり」がどのようなトラブルにつながるのか、どのように解決するかを詳しく解説します。
ビフォーアフター画像
脱水カバー清掃前

脱水カバー清掃後

この記事でわかること
- 東芝 TW-127XH2ってどんな洗濯機?
- なぜ歯ブラシが落ちるの?
- 排水できない本当の原因
- マスクが引き起こす見えない詰まり
- 分解洗浄の流れと作業内容
- 草加市を中心とした対応エリア
- よくある質問(Q&A)
東芝 TW-127XH2ってどんな洗濯機?
TW-127XH2は、東芝が販売する上位モデルのドラム式洗濯乾燥機です。大容量・自動お手入れ機能・省エネ性などが魅力で、ファミリー層に人気があります。
ただし、高機能な反面、内部構造は非常に複雑。異物が入り込むと排水トラブルやセンサー誤作動が起こりやすく、「分解できる業者」が少ないという点も特徴です。
なぜ歯ブラシが落ちるの?



フィルター箇所からの内部の埃が気になり、歯ブラシで清掃している時に、洗濯機内部に落下させてしまう事例が多いです。
ドラムの奥に落ちた異物は、排水ポンプやバルブに流れていき、排水トラブルの原因になります。
排水できない本当の原因
今回のお客様のTW-127XH2は「C1」エラーが出ており、排水が途中で止まる状態でした。原因は、排水ホース内部に不織布マスクが詰まり、水の流れを妨げていたこと。
市販のクリーナーではどうにもできず、完全分解による除去が必要な状態でした。
マスクが引き起こす見えない詰まり

マスクは布や紙の繊維が細かいため、フィルターや排水トラップに絡みやすいです。見た目には見えなくても、内部では水の流れを大きく阻害しています。
実際、分解してみると排水ホースの中に丸まったマスクが固着しており、その周りには黒カビやスライム状の汚れがこびりついていました。これが臭いの原因でもあります。
こうした「異物+汚れ」の組み合わせは、乾燥機能にも悪影響を及ぼします。空気がうまく循環せず、生乾き臭・乾燥時間の延長・電気代の増加につながるからです。
分解洗浄の流れと作業内容
- 電源・給水・排水ホースを外し、洗濯機を安全な作業スペースへ移動
- 背面パネル・排水ポンプ周辺部品を取り外し
- 排水経路の異物(歯ブラシ・マスク)の除去
- 排水バルブ・フィルター・ホース内部の高圧洗浄
- 組み立て・試運転・排水・乾燥動作の確認
異物があるだけでなく、経路全体にヘドロのような汚れが蓄積しており、分解して正解でした。作業後は排水もスムーズに行われ、乾燥時のイヤな臭いも解消されました。
草加市を中心とした対応エリア
便利屋BUZZでは、草加市を中心に以下のエリアで出張対応を行っています。
- 埼玉県:草加市・八潮市・越谷市・三郷市・川口市・さいたま市南部
- 東京都:足立区・葛飾区・江戸川区
よくある質問(Q&A)
Q. 歯ブラシが落ちたかどうか、自分で確認できますか?
A. 外から見ても確認は困難です。無理に取り出そうとすると、パーツを破損する可能性もあります。
Q. 排水エラーが出たら買い替えたほうが良い?
A. 異物詰まりや汚れであれば、分解洗浄で直るケースがほとんどです。買い替える前にぜひ一度ご相談ください。
Q. 作業はどれくらい時間がかかりますか?
A. 機種や設置状況にもよりますが、今回の作業は約2時間程度で完了しました。
Q. 見積もりは無料ですか?
A. はい、草加市内や近隣エリアは出張・見積もり無料で対応しています。
まとめ|歯ブラシ・マスク・異物詰まりは早めの対応が肝心
東芝 TW-127XH2は性能の高い洗濯機ですが、構造が複雑なぶん、ちょっとした異物混入が大きなトラブルに発展します。
「排水できない」「乾燥が臭う」「変な音がする」といった症状が出たら、放置せずに点検・分解清掃をご検討ください。
当店「便利屋BUZZ」では、年間500台以上の分解実績をもとに、安心・確実な作業を行っています。ぜひお気軽にご相談ください。