ドラム式洗濯機の乾燥が弱くなったとき、「自分で掃除すれば直るかも」と思う方も多いですよね。
しかし、Panasonicのヒートポンプ部分は非常に繊細で、間違った清掃方法でフィンを潰してしまう危険性があります。
この記事では、歯ブラシ・金属ブラシ・割り箸などでの掃除のリスクと、正しい対処法を分かりやすく解説します。
ヒートポンプフィンとは?
ヒートポンプはドラム式洗濯機で衣類を乾かすための「空気を温める装置」です。
その中にあるアルミ製の板状の部品が「フィン」で、空気を温めたり冷ましたりする大切な役割を持っています。
このフィンは非常に柔らかく、軽く触れただけでも曲がってしまいます。
見た目は地味ですが、乾燥性能を左右する“心臓部”といえます。
歯ブラシ・金属ブラシ・割り箸で掃除するとどうなる?
ネットで「自分で乾燥経路を掃除すれば改善する」といった情報を見かけますが、
歯ブラシ・金属ブラシ・割り箸を使うと逆に壊してしまうことがあります。
- 🪥 歯ブラシ:毛先が固く、フィンを押し潰してしまう
- 🧹 金属ブラシ:アルミが変形し、フィン全体が波打つ
- 🥢 割り箸:隙間に差し込むと風の通り道を塞ぐ
軽い凹みでも乾燥性能は大幅に低下。潰れた部分から異音が発生することもあります。
実際にあったトラブル事例【埼玉県所沢市】
所沢市のお客様から、「乾燥が弱いので自分で掃除したらさらに悪化した」と相談を受けました。
点検するとヒートポンプフィンが全体的に潰れて風が通らない状態でした。
お客様いわく「割り箸でゴミを取ろうとしたら曲がってしまった」とのことです。
結果、乾燥効率が低下しました。
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【Panasonic NA-VX800AR】乾燥不良の原因はヒートポンプフィンの汚れ
自分でできる安全なお手入れ範囲
一般の方が安全にできるのは以下の範囲のみです:
- 外側フィルターのホコリ掃除(掃除機で吸引)
- 吸気口まわりを柔らかい布で拭く
- 洗濯槽洗浄モードで内部湿気やカビを防ぐ
ヒートポンプ内部(フィン・ダクト・ファンなど)は、
構造理解・専用工具・静電防止対策が必要です。自己清掃は避けましょう。
プロが行う分解クリーニングの違い
便利屋BUZZでは、各メーカー対応の分解専門クリーニングを行っています。
フィンを専用ガードで保護し、エアーでホコリを除去。風量を維持しつつ乾燥性能を回復させます。
潰れたフィンの一部も特殊ピックツールで形状を整えることが可能。
クリーニングと点検を同時に行うことで、故障前の予防につながります。
まとめ|無理な清掃より正しい判断を
ヒートポンプフィンは「掃除すれば良くなる」部品ではなく、触れ方を間違えると壊れるパーツです。
歯ブラシや割り箸での清掃は修理費が高くなるリスクもあります。
乾燥が悪い場合は、専門業者に相談してください。
よくある質問(Q&A)
Q1. フィンが少し潰れていても使えますか?
A. 軽度であれば使用可能ですが、風量低下で乾燥が遅くなる場合があります。
Q2. 自分でできるお手入れは?
A. フィルター掃除と吸気口のホコリ除去まで。フィン内部は触らないでください。
Q3. 修理とクリーニング、どちらを先に?
A. まずクリーニングと点検を行い、破損があれば修理します。
対応エリア・お問い合わせ
便利屋BUZZでは、埼玉県所沢市・入間市・狭山市・青梅市・瑞穂町を中心に、東京・神奈川・群馬など関東全域対応しています。
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