
Panasonic NA-VX800BLってどんな機種?
NA-VX800BLは、Panasonicの人気ドラム式洗濯機。
「ヒートポンプ乾燥」で省エネなのにしっかり乾かす機能が人気ですが、内部構造が繊細なため、汚れや部品の劣化には注意が必要です。
今回は「乾燥不良で分解クリーニングを実施 → フィンの潰れを発見 → 後日交換対応」となった実例をご紹介します。
乾燥不良で分解クリーニング依頼
お客様から「最近乾燥に時間がかかる」「洗濯物が生乾き」とのご相談。
お伺いしてすぐに、内部のホコリや湿気のこもりを疑い、分解クリーニングを実施しました。
その中で、重大な問題も発見されました。
分解時にフィンの潰れを確認
ヒートポンプユニットの中にある「アルミフィン(空気を冷やす部品)」が、部分的に潰れている状態でした。
これは前回の掃除時にお客様がご自身で清掃された際に、うっかりブラシで曲げてしまったとのこと。
初回作業時に「これは交換が必要です」とご説明し、後日部品取り寄せ→交換対応となりました。
ヒートポンプユニットを丸ごと交換
潰れた部分だけの修正は困難なため、ユニットごと新品に交換。
乾燥の風の通りが改善され、試運転では「ふんわり乾燥」がしっかり再現されました。
交換後はお客様も「前と全然違う!」と驚かれていました。
ヒートポンプフィン潰れてる

ヒートポンプ交換後

駆動音の異音もVベルトが原因
ついでに「運転時のギィーギィー音」も気になるとのことで点検。
すると、Vベルト(ドラムを回すゴムの帯)が伸びて劣化していたことが判明。
こちらも部品を取り寄せて交換し、異音は解消。静かな運転音に戻りました。
Vベルトは見落とされやすい消耗部品
Vベルトは見えにくい部分ですが、約5〜7年で緩みやすくなる消耗品です。
音や回転不良が出た場合、ベルトの点検や交換も視野に入れることをおすすめします。
Vベルト交換



掃除のつもりが逆効果になることも
お客様も「良かれと思って掃除したら潰してしまっていた」とショックを受けておられました。
ヒートポンプ内部のような繊細な部分は、無理な掃除をせず、専門業者に依頼するのが安全です。
特にブラシや掃除機の先が当たると、アルミフィンはすぐ変形してしまいます。
対応エリア:狭山市・入間市・所沢市・青梅市・瑞穂町
便利屋BUZZでは、以下エリアを中心に出張対応しています。
- 埼玉県:狭山市・入間市・所沢市・飯能市など
- 東京都:青梅市・瑞穂町周辺
Panasonic、日立、SHARP、東芝などメーカー問わず対応可能。
土日祝や部品取り寄せにも柔軟に対応しています。
よくある質問(Q&A)
Q. フィンが潰れていた場合、清掃だけでは直りませんか?
A. はい、潰れによって風が通らないと乾燥機能が復活しないため、交換が必要です。
Q. 掃除するだけでフィンが潰れることはありますか?
A. はい、軽く触っただけでも変形することがあります。市販ブラシや掃除機の先端には注意が必要です。
Q. 異音が出ているのですが、すぐに修理が必要ですか?
A. 多くの場合はVベルトの劣化です。放置すると駆動不良になることもあるので、点検をおすすめします。
Q. フィン交換やベルト交換だけでもお願いできますか?
A. はい、分解クリーニングと合わせて、個別修理のみの対応も可能です。